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せいりょう園介護理念―その4


介護を要する高齢者の生きる価値と権利を護り、心身の衰えや死を迎える生活に幸せを見出す処に、介護の特性が在ります。介護を要する高齢者が幸せに暮らす姿が、もっと元気にもっと長く生きたいと願う高齢者の不安を癒し、受容を促し生きる意欲を養います。


 生老病死。老いは自然の摂理です。老いのプロセスを経て死を迎えるのは自然の成り行きであり、医療の力をもってしても回避できません。老いて、要介護となり、死を迎える生活の中に、自然の摂理に添った普遍的な幸せが在り、「葉っぱのフレディ」が気づいたように、輪廻の思想に添った永遠の命が芽生えます。それが、出産や子育てを支え、生きる力のみなぎる社会へと導きます。

 社会の高齢化に連れてノーマライゼーション・QOLの尊重など、人は新たな価値に気づき、新たな理念が生まれました。それは老いの現実を肯定し受容する処から出発してこそ、到達し得るものです。介護者は、利用者の老いと死のプロセスに寄り添い、社会の一員として見せる生き様の中に、人が社会や自然の一員として在る幸せを、利用者と共有し共感する役割を持っています。思想を持たなければ成立しない関係です。

老いのプロセスを自然体で幸せに暮らす人々の姿は、もっと元気にもっと長く生きたいと願う高齢者に、老いの先にも幸せの在ることを気づかせ、老いを受容し、安心して老いに身を任せて生きる意欲を養います。

 加齢に身を任せて充実して生きる人は、医療や他者の介護に多くを求めず、自分なりのライフスタイルを創り上げ、自立した存在として意欲的に生きて行きます。それが終身続く介護予防であり、必要な介護量を減少させ、介護制度の持続を可能にします。


 


せいりょう園介護理念−その5

せいりょう園実習要綱

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